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バスケットボールで子どもたちに新たな体験を!Arch to Hoop バスケイベント潜入取材🏀



教育や人財育成がテーマの沖縄県内最大級のカンファレンスイベント【LEAP DAY 2024】が12月14日-15日の2日間、那覇文化芸術劇場なはーとで開催されます。


今回の記事ではLEAP DAYの思いに共感し、支援をしてくださっている麻生グループが参画している「Arch to Hoop」の取材記事です。


LEAP DAY 2024でもコラボ予定✨️Arch to Hoopのバスケットボールイベントに潜入取材!

どのような様子だったかレポートいたします!


Arch to Hoopとは?

沖縄に住む子どもの3人に1人が相対的貧困であり、それは全国平均の2倍の数値です。

部活動も参加できない・スポーツをするための道具が買えず、体験格差が広がっているのが現状です。

そのような沖縄の社会課題を解決するため、昨年沖縄で開催されたバスケW杯をきっかけに、Arch to Hoopは立ち上がりました。


Arch to Hoop は、バスケットボールを通じて厳しい状態にある子どもたちに非日常の体験を提供し、子どもたちが諦めることなく、未来への可能性を広げることができる未来を目指している団体です。「Arch」は“架け橋”を、「Hoop」はバスケットボールのゴールを意味し、子どもたちと大人たち、そして社会をつなぐ存在でありたいという願いが込められているそうです。

子どもたちが自分の可能性を信じ、チャレンジする力を育むために、スポーツを中心としたさまざまな体験を提供されています。特に、家庭環境や社会的な課題で孤立しがちな子どもたちに寄り添い、新たな経験を得る場を創り出しています。

また、子どもたちだけでなく、大人たちも共に参加し、互いに学び合う仕組みを大切にしており、バスケットボールを通じて、子どもたちの成長だけでなく、大人たちが子どもを支える力を養うことも目指している団体です。

詳しくはArch to Hoopホームページをご覧ください。


イベント企画から当日運営まで。様々な経験を通して学び成長する


Arch to Hoopではバスケットコートの設営、企画運営、会場装飾など、バスケットボールイベントすべてを子どもたち主体で運営し、様々な役割を担ったり参加者との交流を通して、他者との連帯感を感じ、子どもたちの自己肯定感を育みます。また、日常生活では関わることのないような大人との交流も重要な要素です。あくまで大人はサポート役ですが、大人も子どもから学ぶことが多く、大人の成長の場としても活用されています。


那覇空港でのイベント当日。イベントは成功するのか!?


いよいよ那覇空港でのイベント当日。

今回のイベントは沖縄県内の居場所や学習支援、こども食堂に通う子ども・若者とそのスタッフ、株式会社モルテン・麻生グループ(協賛企業)の社員が企画・運営されました。


まずはコート設営から。

子どもたちを中心にみんなで力を合わせて準備していきます。

閑散とした広場でしたが、力を合わせたおかげであっという間にバスケットコートが完成しました✨️



バスケをする前にまずは準備体操🤸

準備運動にもミニゲームを取り入れ、チームを組んでドリブルでコートを一周したり、チーム対抗でフリースロー対決など、とにかく準備運動から楽しそう😄

子どもから大人まで、みんなで体を動かすのは楽しいですよね😊


さて、いよいよ一般参加者を交えたイベントが始まります。


子どもたちの役割は・・・・簡単に言うと全て。

バスケイベントを運営するといっても審判だけではないですよね。

得点板係、BGM(音響)係、通りがかりの人へ声掛け(まるで営業マンのよう)、会場の進行や盛り上げ役もすべて子どもたちが自分で考えて動きます。


それぞれの持ち場について、イベントスタートです!


このイベントでは空港に来られた一般の方も参加可能で、通りかかった一般の方がたくさん参加してくださいました!

フリースロー対決や3対3のミニゲームなど、大人も子どもも、スタッフも飛び入り参加の人も全員大盛り上がり😄



中には外国人も参加してくださり、言葉の壁を超えて交流をしていました🤝

まさに非言語コミュニケーション。「スポーツは世界をつなぐ」を子どもたちは体験できたのではないでしょうか。


ハーフタイムショーとして、アクターズスクールに通いダンスを学ぶ中学生によるダンスパフォーマンスが披露されました!


Arch to Hoop事業リーダーの勝田さんいわく、せっかくコート(舞台)があるから、ダンスを披露したいと、子どもたちから提案があったそうです。

その自主性や「やりたい」という気持ちが子どもたちにとってとても大切なのではないかと思います。

そういった「やりたい」という声が自然と出てくるArch to Hoopの雰囲気や子どもと大人の関係性、とても素敵です✨


今回イベントを取材させていただいて1番感じたのは、子どもも大人も楽しんでいるということです。

大人も盛り上がってきて、真剣にフリースロー対決したり、3対3のゲームを本気でしたり・・・・

大人が心の底から楽しんでいる姿やなにかに挑戦している姿を見せることも、子どもの成長にとっては大事な部分なんじゃないかと今回のイベントを見て感じました。



最後に今回ご協賛されていた麻生グループの五ノ谷さん・末永さんにお話をお聞きしました。


ーー今日はお疲れ様でした。バスケットコートでは聞けなかったお話を伺いたいです。なぜ麻生グループが『Arch to Hoop』にご協賛されているのでしょうか?


五ノ谷さん:会社全体として昔から沖縄の問題には注目していました。しかし、協賛はしているものの、沖縄の現状について全く知らない状況でした。

昨年、実際に現地に伺い、沖縄の子どもたちの現状を知り衝撃を受けました。

私達にもなにかできることがあるのではないかと思い、まだ模索中ですが引き続きサポートしていきたいと思っております。


ーー子ども達と関わってみてどうでしたか?


末永さん:初め企画を任されて、1〜2個企画を考えて会議に臨みました。会議が始まると子どもたちからどんどんおもしろい提案が出てきて、自分が話す隙がないくらいだったんです。実際に今日のイベント中も自主的に行動する様子を見て、自分自身の子どもへのイメージが一新されました。


五ノ谷さん:本当にエネルギッシュだなと感じました。参加する子ども達には様々な背景(家庭や学校での事情など)があると思いますが、そんな背景を感じさせないほどに元気でした。その反面、初対面の人には出せない背景の部分が少しでも軽くなるように関わっていけたらなと思いました。


ーー今回の経験を踏まえて、今後どのような活動をしていきたいですか?


末永さん:ただ会社で働くだけでは、子ども達が置かれている環境や沖縄の現状を知ることが出来なかったと感じています。まずは現状を知ること、そして知ったままで終わらせない。このプロジェクトに関わっている皆さんの想いを理解して、会社の中で広げていきたいと思っています。


五ノ谷さん:今回の一番の目的は『子ども達の可能性を広げること』だと考えています。そのうえで、新しい取り組みとして職業体験を提供したいです。現在、麻生グループ全体で116社あるので、他のグループ会社の力も借りて、様々な職業を見せ、その中で子どもたちの選択肢・可能性を見いだせたらと思います。

また、子ども達と関わりながら一緒にイベントを作り上げていくという経験はとても刺激になったので、今後社員研修として取り入れていきたいと思っています。


ーーありがとうございました!



LEAP DAY 2024では、Arch to Hoopと連携し、なはーとから徒歩5分の緑ヶ丘公園内で子どもたちが主催するバスケットボールイベントを行います😄

この記事で興味を持った方、バスケットボールを久々にやりたいな〜という方、バスケ大好きな皆さま、ぜひLEAP DAY 2024へお越しください🙌



Arch to Hoop × LEAP DAY連携企画「ファンゾーン in 緑ヶ丘公園」


イベント開催日時:12月14日(土)12:00〜17:00 、12月15日(日)12:00〜17:00

会場:緑ヶ丘公園内


参加費:無料



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【LEAP DAY 2024】- 沖縄から日本の未来を考えるイベントへ参加しませんか?

今年もやってきました!12月14日(土)と15日(日)の2日間、沖縄県内最大級カンファレンス【LEAP DAY 2024】が開催されます。未来の沖縄、そして日本をリードする人たちが一堂に集まるこのイベントは、見逃せません!


✅️ 教育や人材育成をテーマに、著名人によるトークや学生たちの課題解決のプレゼンが行われます。地域団体のパフォーマンスも加わり、バラエティ豊かな内容で楽しめます。

✅️ トップリーダーや学生から、リアルな学びを得られるこの機会。未来を創るアイデアやサービスの発表に注目し、次世代のリーダーがどんな未来を描くのかを体験できます。

この2日間で、未来について深く考え、新しい気づきを得られるはずです。


【LEAP DAY 2024】にぜひ参加してみませんか?






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