教育や人財育成がテーマの沖縄県内最大級のカンファレンスイベント【LEAP DAY 2024】が12月14日-15日の2日間、那覇文化芸術劇場なはーとで開催されます。
今回の記事ではLEAP DAYの思いに共感し、支援をしてくださっている株式会社琉球銀行様の取り組みについてご紹介いたします。
今回は株式会社琉球銀行の古波藏(こはぐら)さんのインタビューを行いました。
琉球銀行人事部人材開発室
古波藏 昇平さん
ーーはじめに自己紹介をお願いいたします。
琉球銀行 人事部 人材開発室の古波藏と申します。よろしくお願いします。
私は2013年に琉球銀行に入行し、今年で12年目になります。入行後は沖縄県内の支店で窓口業務や営業、融資を担当し、その後東京支店で融資業務に携わり、シンジケートローン案件にも参加してきました。沖縄に戻ってからは、本店営業部で融資業務を担当し、今年の4月から採用担当を務めています。
これまでの業務では特に事業を行っている方の融資を中心に担当していました。
幼い頃から身近な存在だった『銀行』
ーー琉球銀行へ入行を決めたきっかけを教えてください。
幼い頃から銀行という存在を身近に感じていました。
数字が嫌いではなく、周りから「銀行員っぽいね」とよく言われていたこともあり、なんとなく銀行員のイメージが頭にありましたね。
当時、銀行といえば窓口業務を思い浮かべていましたが、実際には融資業務が重要な役割を担っていることに気づきました。祖母が商店を経営していたこともあり、「祖母の商店も融資の対象だったのか」と考えた時、銀行が地域の方々にとって欠かせない存在であると実感し、その魅力に惹かれました。
特に印象的だったのは、松尾支店にいた際、国際通りにある小さな商店に融資を行ったことです。地域の商店を支えることで、地元に貢献できていると感じ、大きなやりがいを感じました。
琉球銀行を選んだ理由は、やはり幼い頃から身近な存在だったことが大きいですね。家の近くに琉球銀行の支店があり、小学生の頃帰り道に銀行に寄って水を飲ませてもらっていました。笑
その際に窓口の行員の方々が優しく、温かく接してくださったこともあり、銀行に対して堅いイメージはありませんでした。
また、初めて口座を開設したのが琉球銀行だったこともあり、縁を感じて入行を決めました。
採用担当になり改めて感じる『大事なこと』
ーー現在どのような業務に携わっていますか?
人事部で新卒の採用をメインに担当しています。
また、入行した新入社員の研修の企画や運営も行っています。
ーー採用担当の具体的な業務内容を教えてください。
企業について事前に調べ始める「企業研究」の一環として、就活生に向けた説明会を行い、琉球銀行についての情報を提供しています。また、採用面接のスケジュール調整や、内定者とのコミュニケーションも重要な仕事です。
特に、内定者との関係を築くことが今一番大切だと感じています。
ーーどんな学生に来てほしいですか?
素直で明るく、元気な学生ですね。
銀行業務ではやること・学ぶことが多く、積極的に学ぶ姿勢がなければ自己成長に繋がりにくいです。自分の目標を持ち、まずは「できることをしっかりやろう」という姿勢で、いろいろな学びを受け入れてくれる学生が理想です。
ーーお仕事の醍醐味を教えてください。
採用担当としての醍醐味でいいますと、私は入行当初から「採用をやりたい」と希望しており、それが実現したことが嬉しいですね。採用担当は私一人なので責任もありますが、その分やりがいを感じています。
私自身が琉球銀行の「顔」となり、学生たちに興味を持ってもらえる存在になれることは本当に素晴らしいことだと感じています。
毎年多くの学生を採用させていただいており、おそらく1,000人近くの学生と会います。(面接に来るのは200~300人ほどですが)
人と話すことが大好きなので、一人ひとりとコミュニケーションをとり、琉球銀行や銀行業務について伝えられることが非常に楽しいです!
また、内々定を出した学生が本音を話してくれる瞬間も嬉しいです。
私も「本音で話したい」という思いを伝え、それに応えて心を開いてくれたときは特にやりがいを感じます。
融資を担当していた時の醍醐味は、やはり、沖縄県に貢献している実感を得られることです。一担当者として対応している間は実感するのに
時間がかかりますが、融資はなが~いお付き合いの始まりです。転勤などで別の支店や部署に行った後も当時の取引先の業績などを見て、
あの時の融資が今活きているんだと改めてやりがいを感じることができます。
ーー銀行員としての仕事を通じて、どのような社会や未来を作りたいと思っていますか?
私たちは、県内のリーディングバンクとして、新しい取り組みを積極的に取り入れ、変えるべきところは変えていくという姿勢を強みとしています。
銀行の役割を説明会などで伝える際、常に「何のためにこの仕事をしているのか」ということを考えます。最終的な目標は「沖縄県のために」というゴールにあります。まずは自分たちが何のために働いているのかをしっかりと理解し、その考えが広まることで、沖縄全体に良い影響を与えられると信じています。一人ひとりが「沖縄をより良くするために自分は何をすべきか」を考える社会を目指しています。
最近では、脱炭素住宅の取得時に住宅ローンの金利を優遇する取り組みを行っています。金利の低さに注目が集まりがちですが、実は沖縄では脱炭素化への取り組みが他県に比べて数年遅れているのが現状です。私たちは、その遅れを意識し、率先して取り組むことで、沖縄をより良い方向へ導いていく必要があると感じています。
こうした取り組みを積み重ねていくことで、次世代がより住みやすい社会が作られ、沖縄全体が良い方向に向かうと考えています。個々の力は小さいかもしれませんが、皆が力を合わせれば、社会を変えることができると信じています。
私たちの知見が沖縄にしっかりと根付き、地域全体の未来が明るくなるように貢献していきたいと思っています。
接点を持つ大切さ『全て自分の力になる』
ーー将来、銀行員を目指してる学生に向けてアドバイスをお願いします。
多くの人と接点を持つことが大切です。学生時代は気の合う友達とばかり交流しがちですが、社会では様々な人と接する機会が増えます。
私自身、野球部での活動や地域の人々との交流を通じてコミュニケーション力が向上しました。銀行に入れば、さまざまなことを学び、それが自分の力になります。まずは多くの人と話ができるコミュニケーション力を養うことが大切だと思います。
ーーお忙しい中、ありがとうございました!
LEAP DAY2024は12月14日(土)-15日(日)に
那覇文化芸術劇場なはーとで開催!
今年のLEAP DAYは過去最大級の規模!
人財育成・音楽・食・アート、すべての未来の「青図」をLEAP DAYで描こう。
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